心温まる対応を

安心を与える看護とは?

患者に安心を与えるためには

看護師にとって、患者に安心を与えることは重要な仕事のひとつです。患者は自分の体調や将来のことについて常に不安を抱えているので、その不安をいかに緩和してあげられるかは看護師の力量とも言えるでしょう。患者に安心を与えるためにまず誰でもできる簡単な心がけが、笑顔です。患者に対して笑顔で接することで、患者は癒されるのです。病院に来られた人、入院している方、ちょっと話しかける時にも自然な笑顔で接するようにするだけで、何かしら患者の胸の内が明るくなることでしょう。おはようございます、お大事になどの挨拶も、笑顔で言うようにすると良いですね。そして上から目線ではなく、患者サイドに立った物言いも大切です。例えば車椅子の患者と話をするときには、こちら側もしゃがんで話すようにすると重圧感もなく同じ目線で話すことができます。弱っている人に対しても、優しく肩を撫でながら声をかけてあげると、患者は安心感を得るものです。そして何より、忙しくても患者の話を聞く姿勢を大切にしましょう。(参考・・・https://xn--dr-e73aodzi1c.com/communication/attitude/

また的確な指示、指導をすることも、患者の気持ちを安定させることにつながります。患者にとって医師や看護師はプロであり、自分の病気や体に対して的確なアドバイスを欲しいとみんな思っています。テキパキと的確な情報や治療方針などを伝えることで、患者は自分の体を理解してくれているという安心感を持てるのです。あやふやな態度や物言いは、患者に不安を与えてしまうので気を付けましょう。親切に優しく、そして的確なアドバイスが、患者に安心を与えるのです。